教えてもらったテーブルコーディネートを紹介
先月遊びに行った東京蚤の市にて、リーフレットを貰ったのをきっかけに、ショップで簡単なテーブルコーディネートを紹介していると知り、お店に行って参りました。
今回は7月初旬の「初夏のお茶会」がテーマということで、爽やかな配色のテーブルコーディネートを教えてもらいましたので、説明してきますね。
テーブルコーディネートのやり方・配置方法
よくおしゃれなテーブルウェアの写真を見ると、やたらお皿を重ねているなと思っていたのですが、今回その謎が解決しました!あれはおしゃれなだけじゃなく、実用的であのまま重ねて使用するもよし、取り皿として他の料理をとるも良し!なのだそうです。
食器の色と選び方とは?
配色
お話してくれたお姉さんは3色以内でまとめるのがおすすめとおっしゃっていました。食器も洋服も基本はやっぱり3色以内なんですね。メインカラーを選んでグラデーションや濃淡で食器を合わせてあげると簡単にまとまると思います。
個人的には食器同士より、食器とクロスの色合わせが結構印象を左右すると思っており、一番簡単に統一感を出す方法はクロスと食器を同色で合わせること。もう少し遊び心を出したい場合は食器を引き立てる色を選ぶといいと思います。
白いお皿が多いのであれば、少しカラフルなクロスも素敵ですし、「食器を無地×クロスを柄」「食器を柄×クロスを無地」など様々なバージョンを楽しんでみてください。
デザイン
教えてくれたお姉さんに「お皿のデザインはやはり合わせるのが正解ですか?あまり4人セットなどで購入しないのですが…。」と、伺うと、「そんなことありませんよ、色見を合わせて似たデザインで合わせるコーディネートも全然あります!」とのことでした。
お店でレイアウトされていた上の画像でも大皿・中皿を変えてコーディネートされていました。食器を揃えすぎるとちょっとフォーマル感が強くて緊張するので、これくらい崩してカジュアルにするのもいいかもしれないですね。
食器の種類(今回のティーセットの内容)
- 大皿(ディナープレートなどの平らなもの)
- 中皿(パスタ・カレー皿など)
- カトラリー(スプーン、フォーク、ナイフ)
- コンポート(脚の付いた台の皿)
- ボウル(パンナコッタなどを入れられる椀形状のもの)
- 小皿(多分クレセント皿のかわり?)
- ワイングラス
- 中皿(デザートプレートやパンプレート)
- カップ&ソーサー
- バターケース
上記の番号は下の「食器の並べ方」の画像と同じ番号を参照して位置を確認てくださいね。
食器の並べ方
さて、では詳しいセッティングについて解説します。まず、椅子の位置から中央手前に指2本分を測り、プレート(大皿)を置いて、その上に中皿を配置。次に右横の位置に今度は指3本分の場所にカトラリー類を置きます。
中央にコンポート(脚の付いた台)を置き、コンポートの左右横に中皿、その上にカップ&ソーサ―を配置します。そして、カトラリーの横の右端に小皿、ボウル、ワイングラスを3角形を意識して配置。
テーブルの左右端にお花をセッティングし、向かいの席も同様にセッティングします。さらに机の左端にバターケースを置いて完了です。
ちなみに、⑧の中皿(デザートプレートやパンプレート)は、アフタヌーンティーのケーキスタンドの下段に当たるらしいので、オードブルやサンドイッチなどを置くそうです。
上の画像は昔ロシアに行ったときのロシアンティーのテーブルコーディネートです。ケーキスタンドとコンポートのダブル使いですね。
ちなみにロシアンティーは濃いめにお茶を入れて、お湯を注いで薄めるんですよ。ロシアは寒くてお茶が冷めるのが早いためですかね?クレープもイクラとサワークリームつけるのがロシアンティー。甘いのとしょっぱいので無限ループ完成です!
注意
ここで注意しておきたいのが、今回伺った内容はあくまでテーブルを彩る方法だと思っておいた方が良いです。私の知っているディナーウェアやテーブルマナーとは違うところがあるので、やんごとなき家柄の人との食事や、仕事の場合は注意してください。
個人的には相手に喜んでもらうための、おもてなしの一環なので今のご時世、不快感や失礼に当たらなければいいと思いますが…。
持ってておすすめのアイテム
- コンポート
- テーブルクロス
- カップアンドソーサー
今回お話してくれたお姉さんが、テーブルコーディネートで持っておくと使えるアイテムを教えてくれたので最後にこちらをご紹介します。
コンポート
コンポートはデザートやフルーツを入れておくのはもちろん、小さめのコンポートはアクセサリーなどを飾るのにもおすすめです。
テーブルクロス
季節ごとにテーブルクロスを変えたり、来客の際にはランチョンマット敷くだけで気分も上がり、豊かな気持ちで食事ができますよ。
カップアンドソーサー
マグやティーカップしかないという方も多いと思いますが、よりフォーマルなものがカップアンドソーサーです。これを使っていると自然と優雅な気持ちになりますよね。
ソーサーがあることで砂糖やティースプーンが置けて、使い終わったティースプーンでテーブルを汚すこともありませんよ!
テーブルコーディネートを聞いてきたお店を紹介
DISHESE(ディッシーズ)
愛知県瀬戸市にある食器デザインメーカー「マルミツポテリ」が展開している東京店舗です。建造物も素敵すぎて必見です!
購入したお皿と自宅テーブルコーデの紹介は続きの記事で!
まとめ
いかがでしたか?簡単なワークショップのお話を聞いてとても参考になりました。旅行に行くと必ずといっていいほど、焼き物や食器を買いがちなくらいお皿も好きなのでご紹介してみました。
ちょっと長くなってしまったので、前編でテーブルコーディネート、後編でお店で購入したものをご紹介させてもらいます。特別な日や誰かを「おもてなし」したいときに、ぜひ試してみてくださいね。この記事が何かのお役に立てれば幸いです。
そのうちキチンとした和食・洋食の記事のマナーも書きたいと思います。