賃貸のキッチンは、収納や作業スペースが限られていることが多く、「なんとなく工夫して使っている」という方も多いのではないでしょうか。
わが家もまさにその状態で、長年“応急処置”的な使い方を続けてきました。そんな中、年末の整理をきっかけに、キッチン収納を見直すことに。
今回は、**実際に導入して満足度が高かったキッチンラック(キッチンワゴン)**を、ビフォーアフターとあわせてご紹介します。
賃貸キッチンの収納問題|これまでの不満

わが家は横長タイプの賃貸キッチンです。以前は使わなくなった木製デスクを調理台代わりに流用していました。
デスク利用のメリット
- 下に空間があり、ゴミ箱やワゴンを置ける
- とりあえず作業台として使える
続けて使って感じた問題点
- 収納力が不足している
- シンクの水はねで天板が劣化
- 木製素材のため、衛生面・実用面ともに不向き
「まだ使えるから」と先延ばしにしていましたが、年末の片付けを機に、キッチン空間全体を見直すことにしました。
購入したキッチンワゴンを選んだ理由
キッチンワゴンは価格もデザインも幅広く迷いましたが、選んだポイントは以下の通りです。
- 価格が手頃であること
- サイズ展開が豊富で、狭いキッチンにも置きやすいこと
- シンプルで圧迫感がないデザイン
- キャスター付きで掃除や移動がしやすいこと
これらを満たしていたのが、スチール製のシルバーラックタイプのキッチンワゴンでした。
実は以前、押し入れ収納用として同シリーズを使用したことがあり、質感の良さや頑丈さはすでに確認済み。今回は追加購入という形です。
設置して感動|シンデレラフィットでした

サイズ展開が細かいため、設置したところシンクの高さと天板がほぼぴったり一致しました。段差がなくなったことで、
- 作業動線がスムーズになる
- 調理台として使いやすくなる
と、予想以上に快適さが向上しました。
ビフォーアフターで感じた変化
Before

- 木製デスクで天板が劣化
- 水はねに弱く、衛生面が気になる
- 収納スペースが不足
After

- ステンレス風ラックで水に強い
- 汚れてもサッと拭くだけで清潔
- 棚板が増え、収納力アップ
見た目もすっきりし、「作業できるキッチン」から「使いやすいキッチン」へ変わった印象です。
実際の収納アイデア

無骨な印象のあるシルバーラックですが、組み合わせるアイテム次第で、インテリアにも自然に馴染みます。わが家では、
- 100円ショップ
- IKEA
- スタンダードプロダクト
などの収納ボックスを活用しています。シルバー×無垢材・ガラス・モノトーンは相性が良く、シンプルで落ち着いた雰囲気にまとめやすいと感じました。
■ IKEAの木箱
炊飯器を収納しています。まとめ炊き・冷凍派のため、使用頻度は週1回ほど。普段は目に入らない場所に収めています。
収納しているもの
IKEATRYGGイケアガラスボウル
■ IKEA ガラス容器
玉ねぎやじゃがいもなど、常温保存向けの野菜入れとして使用。中身が見えるため、在庫管理にも便利です。
■ 100円ショップのプラスチックケース
調味料や乾物、小物類の整理用。軽くて洗いやすく、傷んだら交換しやすいのが魅力です。
このキッチンワゴンがおすすめな人
導入してみて、特におすすめできるのはこんな方です。
- 賃貸でキッチン収納が足りない方
- 作業スペースがなく困っている方
- 掃除・模様替えをラクにしたい方
- シンプルな収納を探している方
ナチュラル素材にこだわりたい方や、完全固定タイプの棚を探している方には、他の選択肢のほうが合うかもしれません。
よくある質問
Q. 組み立ては難しいですか
A.ドライバー不要で、10分ほどで完成しました。
Q. 耐荷重は?
A.炊飯器や小型家電を載せても問題なく使用できています。
Q. キャスターの安定感は?
A.ブレーキ付きなので、使用時にズレることはありません。
まとめ|キッチン収納の見直しはラック1台で大きく変わる
木製デスクをキッチンラックに替えただけで、
- 作業スペースが確保できた
- 収納力が向上した
- 水はねや掃除のストレスが激減した
と、想像以上に快適になりました。賃貸キッチンの収納改善を考えている方には、サイズ調整がしやすいキャスター付きラックは非常におすすめです

